秋季特別公開 橿原神宮文華殿

奈良県・橿原神宮では、11月5・6日(土日)と11月13日(日)~12月11日(日)にかけて、文華殿を特別公開します。

文華殿は昭和42年に、柳本藩織田家・藩邸の表向御殿を移築・復元した建物で大書院と玄関の二棟からなります。移築されるまでは、地元天理市の柳本小学校の校舎として使われていました。建屋は江戸時代末期の天保15年に建立された屋形の一部分で重要文化財に指定されています。

柳本藩にはお城がなく陣屋がお城代わりとなっていました。御殿は殿様が公的行事を行った公室です。大書院と玄関、使者の間など10部屋を復元し、広さは446平方メートルあります。特徴は20畳敷きの玄関で、当時は甲冑などを置いたとされる大きな床の間があったようです。

大書院は殿様が家臣たちと対面したところで、下段の間、中段の間、上段の間と床が約15センチずつ高くなっています。また、それぞれの境には立派な彫刻欄間(らんま)があるなど、江戸時代の武家屋敷を現代に伝えています。

また特別講演会を開催します。

11月06日(日) 文華殿庭園の復元
12月04日(日) 尺八学から紐解く古典音楽の楽しみ方
12月11日(日) 狂言の楽しみ方

いずれの会も午前(11:00~12:00)と午後(13:30~14:30)の2部制となっています。