第9回古地図で江戸petit散歩ちょっと織田家レポート

2月4日(土)に9回目となる「古地図で江戸petit散歩ちょっと織田家」を行ないました。今回は白山(本駒込)から駒込までの行程約3キロです。

現代図(部分)

今回のルートで一番のポイントは、白山通り(中山道)と本郷通りの配置が昔から変わっていないということです。江戸享保期に桜の名所として整備された飛鳥山(東京・北区)に続く街道として、江戸市民は春になると本郷通りを列をなして歩いたことでしょう。

江戸切絵図(国立国会図書館蔵)


白山神社→最乗寺東京別院→龍光寺→駒込土物店跡→高林寺→目赤不動→吉祥寺→駒込天祖神社→富士神社→六義園です。

東京十社の一つ白山神社は5代将軍綱吉と母・桂昌院の庇護を受けました。

最乗寺東京別院は開山600年の歴史を持つ南足柄市にある最乗寺の別院で、吉祥寺は孫寺です。

龍光寺は丸亀藩京極家の菩提寺です。

天栄寺には駒込土物店跡(つちものなだ)の碑があります。神田と千住とともに江戸3大市場のひとつです。

高林寺は天童藩織田家の菩提寺で、儒学者緒方洪庵のお墓もあります。

吉祥寺に向かう途中に目赤不動尊があります。江戸の三不動(目黒不動・目白不動)のひとつです。

吉祥寺は現在の吉祥寺(東京・武蔵野市)の名前の由来となる寺院です。二宮尊徳や榎下武揚、川上眉山(小説家)などの菩提寺です。

天祖神社の裏手には鷹匠屋敷がありました。また駒込は茄子の生産地であり、富士神社とあわせて初夢で縁起が良いとされる「1富士2鷹3茄子」発祥の地とされています。

富士神社に向かう途中に駒込名主屋敷があります。駒込の開拓を許され名主を務めた高木家の屋敷です。現在もお住まいです。町人からの訴えや争いの仲裁をこの玄関で行ったため、名主様玄関の裁きと言われたそうです。

六義園はドラマ大奥で有名になった柳沢吉保が作らせた庭園です。もともと加賀藩前田家の屋敷を借り受け、7年がかりで造園しました。

【本日お邪魔した場所】

白山神社・・・文京区白山5-31-26
大雄山最乗寺東京別院・・・文京区白山5-32-11
天澤山龍光寺・・・文京区本駒込1-5-22
地久山天栄寺・・・文京区本駒込1-6-16
金峰山高林寺・・・文京区向丘2-37-5
大聖山南谷寺(目赤不動尊)・・・文京区本駒込1-20-20
諏訪山吉祥寺・・・文京区本駒込3-19-17
駒込天祖神社・・・文京区本駒込3-40-1
駒込名主屋敷・・・文京区本駒込3-40-3
駒込富士神社・・・文京区本駒込5-7-20
六義園・・・文京区本駒込6-16-3

次回開催は3月中を予定しています。詳細はフェイスブックまたはアメブロにて近日中にお知らせします。