第2回楽学楽座ー安土山の謎ーレポート

安土山の発掘調査
滋賀県近江八幡市と東近江市にまたがって存在する安土山。国の特別史跡に指定された城址の調査は県主体で行なわれていたが、全体の20%程度しか発掘が進んでいない。全域の調査は将来にゆだねられているが、再開のめどは今のところ立っていない。

4月8日(土)に行なわれた第2回講座は安土山の謎について理事長が講釈しました。
織田木瓜紋会は安土山の再建を目標に掲げる社団法人ですが、なぜ安土にこだわっているかというと理事長の家系は安土山にある總見寺という寺社(織田信長公が建立、その後織田家の家系が守っていたお寺)の江戸期最後の住職(宗敦:理事長の高祖父)の家系だからです。總見寺は檀家もなく、住職も一代限りで交代(徳川家の朱印と丹波柏原藩織田家猶子となり当主から任命)していたので大きく制度が変わった明治期には苦労が多かったようです。石高がなくなり維持していくお金と、生活するすべを失ないます。
宗敦は總見寺再建(安政元年(1854)に火災により本堂が焼失)を目指しますが、その後住職として安土に戻ることなく亡くなり、遺志を継いだ曽祖父と祖父に旧憲法(大日本帝国憲法)に則り土地所有者としての家督相続が残ります。その土地が現憲法(日本国憲法)の相続で理事長の父親に受け継がれています。
安土山は複雑に地権者が絡み合う土地となり織田家の所有地はわずかとなりますが、安土山再建への思いは強くもち続けています。

講座では現地の写真をふんだんに使いながら7つの謎をについて解説します。

講座資料の一部

安土山は現在大手道と呼ばれる道からのみ入山できます。百々橋口道は通り抜けできず、七曲道や三の丸、八角平は通行止めになっています。また埋もれている牛頭社道や東門口道についても言及してます。
講座の最後に検定試験を行ないました。最高得点は7/10。すべて説明しているはずでしたが緊張のため説明し忘れた個所がありました。(すいません。ミスです)

講義の様子

講座の後は懇談会を行ないました。ようやく緊張が解けた理事長ですが、前日あまり眠れずお酒が進まなかったようです。

次回5月13日(土)のテーマは特別篇として「信長、桶狭間勝利の謎」です。連休明けの講座となりますが、ぜひお楽しみください。