安土町petit散歩に行ってきました

6月2日は信長公の命日です。というわけで滋賀県近江八幡市の信長公本廟にお参りに行ってきました。信長公の命日なので入山料は無料です。

信長公本廟と織田信雄公ら大和松山藩4代の供養塔、織田家總見寺歴代住職のお墓をお参りします。
午前中に臨済宗妙心寺派の住職が伝徳川家康邸跡にある總見寺仮本堂で法要を行なっています。信長公毎歳忌というそうです。-blogZEN-さんに詳しく載っています。

午後は京都へ移り本能寺と阿弥陀寺、建勲神社へ行きました。
本能寺では信長公の社殿に手を合わせ、法要に参加し千社札を頂きました。

阿弥陀寺では清玉和尚と織田家について話を聞きました。
清玉上人の母親が、清玉上人がお腹の中にいる時に道端で倒れたところを、信長の兄が助け、母親は清玉上人をその直後に産み落としすぐに亡くなります。
清玉上人は織田家の中で育てられ、援助を受け19才の若さで阿弥陀寺の住職になることができました。清玉上人は織田家に大変な恩義を感じていたので、信長公の死体が明智光秀の手にわたる前に死体を運び、阿弥陀寺にてひそかに葬儀を行なった、といわれています。


建勲神社は信長公を祀る神社です。7月1日に例祭を行なうため、この日は静かでした。


6月3日は安土城址と安土町を5名の方と散策しました。コースは浄厳院→安土城郭資料館→平等寺→八幡神社→東南寺→東馬次郎屋敷跡→セミナリオ跡→安土城址→百々橋→石部神社→會勝寺→新宮大社→活津彦根神社→称名寺です。
 
10時に駅で待ち合わせをし、信長公が建立した浄厳院に向かいます。安土争論という浄土宗と日蓮宗が論争した場所です。

初めての安土の方が多かったので、安土資料館で基礎勉強をします。


安土城址に向かう途中に安土天台宗の中核寺となる東南寺と末寺・平等寺、信長公が比都佐(蒲生郡日野町)に移した八幡神社、相撲が強かったため苗字を貰い家来となる東馬次郎屋敷、宣教師ヴァリニャーノが建てたセミナリヨ推定地にあるセミナリヨ公園を経て安土山に到着します。



東馬次郎は天正6年(1578)8月15日の安土相撲会に参加し、西馬次郎と共に優勝。信長公より百石および私宅を賜り家臣となりました。

セミナリオ跡はイエズス会によって日本に設置され、1580年から1614年の間に存在したイエズス会司祭・修道士育成のための初等教育機関(小神学校)です。


安土城址では信長公廟と織田信雄公から4代の供養塔で手を合わせます。總見寺仮本堂ではお茶を頂きました。
天守からは初めて琵琶湖がくっきり!!湖北の町まで目認することが出来ました。こんな素晴らしい景色を見させて頂きましてありがとう!信長公も喜んで頂けたのだと思いました。


大手門に戻り、側道から信長公が守護神として修復した石部神社と東南寺・末寺の會勝寺、百々橋を渡り竹相撲発祥の地とされる新宮大社、信長公が安土城を築くときに参拝した活津彦根神社、安土城築城時に山中から移動された称名寺を巡りました。



新宮大社は織田信長が好んで行わさせた「竹相撲」発祥の地と伝えられる神社です。



活津彦根神社は織田信長公が安土城を築くにあたり参詣寄進した神社です。また彦根城主の井伊直孝(直政の次男)も彦根神社を尊崇し城に彦根の名を付けました。村社の格ですがたいへん立派な神社です。


称名寺はもと安土山の一角にありましたが、信長公が安土山に城を築城する時に今の地に移されました。

4日(日)は散歩2日目。本日は安土信長まつりを行なっているので武者行列を観戦します。来場者数は3万人だったそうです。



メイン会場の文芸の里にある安土城考古博物館では「信長のプロフィール」という展示会を開催しています。陣羽織や手紙、信長公をはじめ織田家の面々の肖像画が多数ありました。

敷地内にある安土城天主信長の館では、セビリア万博に出展した安土城の五・六階部分を復元した建造物と、徳川家康を安土城に招いたときに出されたとされる御膳を見学しました。

午後からは、あまり知られていない安土城東門道に向かいます。東門道は整備が行われていない山道なので、道をかき分けながら進みます。場所は松源院弘法大師堂裏手です。大正期に造られた安土山八八箇所弘法霊場があり、道中には番号が振られた石仏と御茶屋平には石仏のピラミッドがあります。





いったん下山し、山中にある岩駒出雲神社に向かいます。地形から推測して牛頭社道上にあるので、おそらく信長公の時代は牛頭天王社と呼ばれていた神社です。安土城の北端に鎮座し、安土城の鬼門除けとされてきました。石部神社の摂社38社の1社です。社は安土城築城以前からこの場にあり、城が完成した後も移動させられることなく鎮座しています。
ちなみに裏鬼門の位置には方が辻地蔵と呼ばれる地蔵堂があり安土城を守っていたようです。

今回の散歩ルートです。安土に行かれるときの参考にしてください。